第2章 高橋詩織 真冬のほっこりフルートミニコンサート
~フルートとフラウトトラベルソの調べ~
銀座18クラシック、第2章はフルーティストの高橋詩織さんをお迎えしました。 公演2か月前の打ち合わせの様子。アイデアいっぱいの詩織さん、話が尽きません。これまでの公演パフォーマンスの多様さにびっくり。笑いをとることにも、本気で演奏するにも手を抜きません。特に、現代曲への想いは熱い彼女。本番でもぜひみなさんに紹介したいです!と熱く語る一面も。3月23日。 銀座はやけに騒々しいなと思ったら、東京マラソンでした。すぐ近くの中央通りを3万人のランナーが駆け抜けていきます。そんな中、今回も大盛況の銀座18クラシック。若い方も多く来場されます。あいさつ代わりに、まずは、現代のフルート創始者:T.ベーム作曲の「うつろな心変奏曲」から。昨年のウィーン公演が新聞で大絶賛された実力は、素晴らしいのひとこと。フルート伴奏は、息継ぎに合わせるタイミングが難しいのです。詩織さんの本領発揮。爆笑トークのはじまりです。フルートやトラベルソの歴史や構造を面白おかしく、でもとっても分かりやすく解説していきます。
子供の頃、リコーダーでこんなことをした人がいるのでは。。。貴重なトラベルソを会場のみんなに触らせてくれる大サービスも!
フラウトトラベルソで、テレマンの「12のファンタジー」を披露。同じ曲をフルートで吹き、音の違いも見せてくれました。
「ピアノ弾ける方、手を挙げて~」と、観客の中から伴奏者を選んでS.ソンマーの「ATARDECER」共演です。
初見でドキドキだったでしょう、素敵なピアノ演奏ありがとうございました。リハーサルも無しで、見事な演奏の二人に拍手!
ウィーンでは、こんな人(ウィーンフィル首席奏者のシュッツ氏)や、こーんな人(ウィーン交響楽団のウーリック氏)に習っていたそうです。
二人ともとっても大きな方で、詩織さんは子供のように可愛いがられたことでしょう。
最後の曲は、イギリスの作曲家らしい一曲「The Great Train Race」。
汽車の走る様をフルートで大胆に表現する名曲です。最後はシュポ~~~~で終了。
観客からは割れんばかりの拍手です
演奏のあとは、恒例のティータイムです。ウィーン時代の写真や映像を見ながら興味深いお話もいろいろでてきます。
会場には、演奏家の友人もたくさん来場されました。アットホームな雰囲気の会場ではお菓子をつまみながら初めての方同士でも楽しく談笑でした
詩織さん、迫真のステージに、演奏後は力尽きて立っていられないほど。
お疲れ様でした!