長尾春花
長尾春花のNew Year コンサート
新年明けましておめでとうございます!2016年初の銀座18クラシック、長尾春花さんのニューイァーコンサートは何と1月3日に行われました。お屠蘇気分も抜けず、初詣や福袋買い、箱根駅伝も気になる中、銀座18クラシックを選んで聴きに来られるとは、相当なクラシック通の方々ばかり。
初春らしいピンクのドレスでお客様をお迎えした春花さん、一曲目はバッハの無伴奏パルティータ2番より、あの、シャコンヌ!もうこの曲のためだけにでも聴きに来たい、という名曲中の名曲。クラシックファン涙ものの一曲目。
続く2曲目は、ピアノの山中歩夢さんを迎え、プログラムに無かったベートーベンのヴァイオリンソナタ第3番1楽章。会場は一気にキラキラと明るい雰囲気に包まれました。
3曲目は、ブラームスの3曲あるソナタの中で、演奏される機会は少ないものの、春花さんのお気に入り2番です。コンチェルティーナのスタインウェイに合わせてみたかったとの選曲。ハンガリーに共に留学されている山中さんとの息もピッタリで、美しいDUOを聴かせて下さいました。
ラストは、何と、バルトークの協奏曲第2番より第3楽章、オーケストラの部分をピアノに置き換えての演奏です。山中さん、鍵盤以外の音も駆使してまさに全身全霊で奮闘していただきました。バルトークに惚れこんでハンガリーに留学する事になった春花さんの演奏は、すさまじい集中力で、今までのバルトークの概念を打ち破る、真剣かつ温かい音でした。
アンコールはヴァイオリンをケースにしまい、ベートーベン4手のためのピアノソナタOp.6というサプライズのお年玉つき。
素晴らしい2人の演奏に、新春に晴れやかな気持ちになりました。
お2人の今後の活躍が楽しみですね。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番より第3楽章 他
江藤俊哉ヴァイオリンコンクール最年少第1位。全日本学生音楽コンクール全国大会第1位。宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第1位。日本音楽コンクール第1位。ロン=ティボー国際音楽コンクール第5位。仙台国際音楽コンクール第3位。
静岡県文化奨励賞、上尾市栄誉賞、松方ホール音楽賞受賞。
アイワ不動産イメージキャラクター。ふじのくに文教創造ネットワーク FCN音楽大使。掛川お茶大使。
東京藝術大学音楽学部大学院博士課程在籍。
各部20 席限定
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