玉川奈々福
玉川奈々福 浪曲 銀座18浪花節 第二弾!
春らんまん奈々福の浪花節日和

満員御礼
ご来場ありがとうございました。
 
浪曲  玉川奈々福 (たまがわ ななふく)


 
桜の花びらが舞い、柳の新芽も春風にそよぐ銀座にて、銀座でちょっと浪花節。満員御礼のお客様を前に、汕頭刺繍が艶やかな着物姿の玉川奈々福さん、お三味線の沢村豊子師匠と共に、2回目の登場です。
 
前回の浪曲シンデレラ物語。銀座にガラスの靴探しに来ませんか?に続く第2弾は、な、なんと、「悲願千人斬りの女」。小沢信男先生原作に惚れ抜いた奈々福さんの創作浪曲です。
 
幕末から明治にかけて実在し、一世を風靡した有名歌人・松の門みさこのお話。男千人を斬ったとは、どんなに恐ろしいお話かと思いきや、激動の時代を明るく生き抜いた一人の女性と、その人に心底惚れ込んでしまった1人の男の運命の物語。
 
一人で何役も演じ分ける奈々福さんの声と顔芸に、はらはらしたり頷いたり。主人公は器量好しのお嬢様、実家の倒産で花柳界に。そんな彼女に惚れこんで身分を捨てて13年も尽くした男、栄治郎。
「恋に足元を掬われた事はありますか?」栄治郎が去る場面では男性
のお客様から共感の拍手が。
 
さて運命や如何に、というところで丁度時間となりました。1000人斬りまで、あと994人。続きを聴きたい方は、どうぞ奈々福さんのこれからのライブをチェックして下さいませ。
今発売中の「サライ」101頁~豊子師匠の半生が掲載中です。こちらも書店でチェックすべし。
 
後の茶話会も和気あいあいと話が弾み、銀座で浪花節、もっともっと聴きたい余韻を残してお開きとなりました。


 
若手女性浪曲師として、玉川福太郎師匠直伝の古典浪曲は云うに及ばず、新作自作浪曲を手掛け、さまざまな浪曲イベントを自らプロデュース、多面的活動を展開する奈々福さん。昨年の「浪曲シンデレラ」に続く第2談は⁉︎ 乞うご期待!
 
玉川奈々福(たまがわ・ななふく)浪曲師。1994年10月、日本浪曲協会主宰三味線教室に参加。1995年7月、玉川福太郎に曲師(浪曲三味線弾き)として入門。師の勧めにより2001年より浪曲師としても活動。2004年「玉川福太郎の徹底天保水滸伝」全5回、2005年「玉川福太郎の浪曲英雄列伝」全5回プロデュース。2006年本橋成一監督作品『ナミイと唄えば』出演。同年12月、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。さまざまな浪曲イベントをプロデュースする他、自作の新作浪曲も手掛け、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたって行う。かに座のO型。
沢村豊子(さわむら・とよこ)曲師(浪曲の三味線担当)。福岡県大牟田市出身。幼少時より踊りと三味線を習っていたが、家近くの佐賀劇場に来た浪曲巡業の一行に誘われて11歳で山 本艶子に弟子入り。以来浪曲三味線一筋。戦後放送浪曲で売れっ子であった国友忠の相三味線を長らくつとめ、いまは主に国本武春と玉川奈々福の三味線を担 当。音締の美しさには定評がある。 玉川奈々福


奈々福公式ブログ ななふく日記
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