第30章 長尾春花
Bach 〜for Christmas〜
満員御礼 ご来場ありがとうございました。
曲目
バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001
J.S.Bach : Violin Sonata No. 1, BWV 1001
バッハ: 無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007、他
J.S.Bach : Cello Suite viola No. 1 in G major, BWV 1007
コンサートレビュー
クリスマス飾りが華やかな銀座の街並。その路地裏の二階にあるコンチェルティーナGinzaにて、銀座18(でちょっと)クラシック第30章。Christmas for Bach 長尾春花さんによる、オールバッハ無伴奏プログラムでした。
長尾春花さんは、ヴァイオリ二ストとして、数々のコンクールで受賞し、国内外のオーケストラと共演され、現在はハンガリーのブダペストで研鑽を積まれています。
この度、歴史あるハンガリー国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任されました!日本人の女性がクラシックの本場ヨーロッパの管弦楽団で認められたという事は、本当に素晴らしい快挙。日本の誇りです!
そんな春花さんの演奏を間近に聴けるのは、サロンコンサートならではの醍醐味です。
まずはバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ3番の第3楽章から。
次に、今回春花さんにとっても初挑戦のヴィオラソロ。これまで室内楽で演奏する事はあっても、ソロの無伴奏は初めてとの事。ヴァイオリンより大きなヴィオラに持ちかえると、小顔効果が︎ に大爆笑。
バッハ無伴奏チェロ組曲第1番。チェリストならば必ず演奏する名曲、ヴィオラで聴くとまた違った味わいです。なかなか聴く機会のない貴重な演奏でした。
バッハアカデミーでのレッスンでより一層理解が深まったという、バッハヴァイオリンソナタ第一番。じっくり聴かせてくれました。
アンコールの前には、掛川お茶大使、上尾市大使としてのPRもしっかりして大使の任務を果たし、G線上のアリア、Christmasらしく上質な時間を過ごす事が出来ました。素晴らしい一年の締めくくりに、居合わせた幸せな時間でした。
昨日帰国されたばかりで、今日から4連続コンサート、お疲れ様でした。
疲れを見せない笑顔に、ますますハンガリーでもファンが増えていく事でしょう。ソリストてして、またハンガリー国立歌劇場管弦楽団コンサートマスターとしてご活躍を、皆んなで応援していきましょう
クリスマスに向けて、バッハだけのコンサート。無伴奏ヴァイオリンだけでなく、ヴィオラでの無伴奏チェロ組曲も取り入れるのは、私にとって初の試みです。今年は、初めて古楽の講習会に参加したり、Bach Cantata Academyに参加したりと、今まで以上にバッハと一緒に居られた年でもありました。年の最後に、またこうしてじっくりバッハと時間を共にできることを、とても幸せに思います。
静岡県掛川市出身。
江藤俊哉ヴァイオリンコンクール最年少第1位。全日本学生音楽コンクール全国大会第1位。宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第1位。日本音楽コンクール第1位。ロン=ティボー国際音楽コンクール第5位。仙台国際音楽コンクール第3位。
静岡県文化奨励賞、上尾市栄誉賞、松方ホール音楽賞受賞。
アイワ不動産イメージキャラクター。ふじのくに文教創造ネットワーク FCN音楽大使。掛川お茶大使。
東京藝術大学音楽学部大学院博士課程在籍。
■コンチエルテーナ銀座
全席自由2000円
お飲み物・茶菓子付
各部20 席限定
お問い合わせ
TEL: 090-4752-8040
mail@konzertina.jp