81章
長尾春花&松本和将
DUOリサイタル

会場:日仏文化会館汐留ホール
全席自由
18:30開場、19:00開演
お申込み順での会場ご案内になります。
主催 コンチェルティーナGINZA  http://konzertina.jp
 
銀座18クラシック、第81章は、長尾春花さんと松本和将さんのDUOリサイタル。ハンガリー国立歌劇場コンサートマスターで、リスト音楽院で教鞭を執る長尾春花さん、忙しいスケジュールの中、短期帰国されました。共演のピアニスト、松本和将氏は春花さんが藝大在学中の室内楽の先生で、昨年偶然仙台クラシックで再会、久しぶりの共演となりました。
1曲目、ストラヴィンスキー: イタリア組曲はバレエのためにロシアの作曲家ストラヴィンスキー作曲、この時舞台芸術は何とピカソが担当したとの事。その時代にタイムスリップして見てみたかったですね。 マスネ: タイスの瞑想曲、言わずもがなの名曲、そしてラヴェル: ツィガーヌ日仏文化会館にピッタリのフランス音楽で、後半一曲目 はドビュッシー: ヴァイオリン・ソナタドビュッシーの最晩年の曲で、最後のシューベルト: ファンタジーもまた、シューベルトのヴァイオリンの曲としては最後であり、春花さんが藝大大学院卒試にどうしても弾きたくて、選んだ思い出の曲と語られました。
アンコールはベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第1番から第3楽章。
密度の濃い、ヴァイオリンもピアノも超難度の高い曲の連続で、とてつもないエネルギーを感じました。生の演奏を間近に聴く魅力は、何ものにも変え難いですね。
★ 6月30日(木)、長尾春花さん所属するシゲティ弦楽四重奏団に国立歌劇場コンサートマスターを加えた5名による「ハンガリーから弦楽の調べ」銀座SIX B3の観世能楽堂にて開催します。能舞台での弦楽合奏の響き、今から楽しみです。3月30日チケット販売開始です。