2025年7月12日(土)
毛利文香  兼重稔宏
ジョルジェ・エネスク
ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
日仏文化会館 汐留ホール
13:30 開場、 14:00 開演


 
演奏曲目
ジョルジェ・エネスク
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.2
ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調 Op.6
ヴァイオリン・ソナタ第3番
「ルーマニアの民族様式で」イ短調 Op.25

ルーマニアのヴァイオリニスト・作曲家、ジョルジュ・エネスク没後70年に捧ぐヴァイオリンソナタ全曲演奏会。
第1番は15才の作品で、その年齢とは思えない若々しくも早熟ぶりを伺わせる作品。僅か4年後に作曲された2番はフォーレを思わせるような作風、3番は40代の作曲で、ルーマニアの民族様式、との副題の通り、エネルギッシュな大作で、3作品を年代順に聴くという、滅多にない機会でした。
ルーマニア大使館員の方々も、兼重さんのお声掛けでご来場いただきました。
アンコールはエネスクが尊敬していたブラームスの子守唄で、calm downして帰路につきました。