トーマス クリスチャン
銀座18(でちょっと)クラシックスペシャル
バイオリンコンサート
18:30pm
満員御礼
緊急リサイタル‼︎
トーマス クリスチャン
東京藝術大学客員教授
共演 白瀬 元 pf
世界的に有名な、Thomas Christian 先生の緊急リサイタルを開催致しました!
クリスチャン先生は、リンツに生まれ、7歳からヴァイオリンを始め、1年後には演奏活動を開始し11歳コンクールで優勝、ハイフェエッツに師事し19歳でカーネギーホールデビューを果たして以来、ヨーロッパのみならず北アメリカ、アジアでソリストとして演奏活動を続け、著名オーケストラとソリストとして共演。ザルツブルグ音楽祭、ドレスデン、ブルーゲンツ音楽祭等各国の音楽祭に招聘されています。
そんな先生が、なぜこんな小さなサロンで?
東京芸術大学客員として来日中ですが、
先週日曜のコントラバスを聴きにこられて、共演の白瀬元さんを気に入ったようです。
そこで、弾いていただける事が決まったのは、何と2日前。、、
前代未聞の超ビッグアーティストの緊急コンサート!2日にもかかわらず、問い合わせ殺到しあっという間に完売となりました。
譜面台はいらない、全部頭に入っているから、しかし伴奏用の譜面を入手するのに、もとお弟子さんたちが走り回り、篠崎史紀さんのライブラリーからコピーをいただいて、何とか演奏会に間に合いました!
一曲目、ブラームスのスケルツォ、続いてヴァイオリンソナタ第1番、雨の歌第1楽章、味わい深い音色です。
続いて日本ではあまり知られていない
J Maysederの華麗なる変奏曲。ウィーン中心部にMayseder 通りがあり、ザッハトルテで有名なホテルザッハの近くだとか。華麗なる、は超絶技巧の難局ですが、もちろん何なく弾かれて
、聴衆を唸らせました。
唯一ウィーン以外の作曲家、プロコフィエフの3つのオレンジの恋から、楽しくもミリタリーなマーチ。
クライスラーの小品、愛のかなしみ、真夜中の鐘、昔の歌。香り高くも温かい音のニュアンスは、うっとりと、聴くものをウィーンに連れていってくれました。
終わって、集まったファンや遠くから駆けつけたお弟子さんとの久しぶりの再会に、時間がたつのもわすれるひと時でした。
明日は帰国の途につかれるクリスチャン先生、最後に私達に最高の音のプレゼントを下さいました。ありがとうございました。
ご無事の旅路をお祈りします!また是非来日されて、リサイタルをひらいていただきたいですね。
急遽、2日日前告知、当日リハーサル無し、音合わせ無し、芸大客員教授との共演、という過酷な条件にもかかわらず、見事な演奏成し遂げた、白瀬さん。本当にお疲れさまでした。
※ 今秋、ドイツグラモフォンからウィーンフィルと共演のCD発売決定‼︎
https://www.thomas-christian.at/